貴方は知ってしまった…。
地下牢には隠された部屋がある事を。

管理人が座る拷問椅子。
その下には、更に奥へと続く階段がある事を。

貴方は興味本意で確かめてしまったのだ。
管理人が不在であるその時に…

更に地下へと続く階段を下ると、
やがて微かな明かりさえも遠く…

辺りは暗闇。
手探りに壁を伝い…
気づけば行き止まり。

しかし、暗闇に慣れた目をこらすと、
そこには確かに扉が存在した。

そっと貴方は耳を当てる。

…聞こえる。
罵倒と、その罵倒に歓喜した家畜の叫びが。

興奮に疼く欲望に背を押され、
貴方は扉を開いた…。

「貴方が此処へ訪れるのヲ…
  お待ちしておりましたヨ…。
  さア、存分に行為をお楽しみ下サイ。」